18金買取を利用する際、気を付けておきたいのが純度の違いです。金製品は製品のどこかに純度を示す刻印が入れられています。この刻印で18金を示す内容が入れられていても、必ずしも18金と言える純度があるとは限らないものです。例えば、金製品の刻印に日本国旗が入れられ、また、その近くで菱形の内側に750と純度を示す数字が入れられているなら、それは信頼のおける刻印と言えます。
日本国旗と菱形、その内側の純度を示す数値はホールマークと呼ばれ、造幣局だけが入れられる刻印になります。また、K18という刻印もそれなりに信頼性がある刻印です。金の純度を比較的良く管理している日本国内の製品に使われている刻印になります。日本国内で製造された金製品を、日本国内のお店で探す場合、この刻印が入れられているのを見る機会があるでしょう。
信頼の置ける刻印の入れられた18金製品は、刻印通りの純度を持つ金製品が比較的多くあります。金買取店が設定した18金買取の価格に近い値段で、買い取ってもらえるでしょう。気を付けたいのが、18KというKが数字の後に入れられている刻印です。この刻印は、海外の比較的金の純度の管理が甘い所で作られた物に入れられている例が多くあります。
一応、18金を示す刻印ではありますが、実際には18金に満たない純度です。金買取店が設定した18金買取の価格のまま買い取ってもらうのは難しいでしょう。このように、同じ18金の製品として流通しているものでも、金の純度は異なります。金の純度が違えば、当然、金買取店での取り扱いも変わり、買取価格の差になって表れるものです。